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UiPathのお勉強 その30(UiPath RPA アソシエイト資格試験 練習問題30)

UiPath RPA アソシエイト資格試験の練習問題を通じて、知識の理解を深めましょう。

 

問題:

[CSV を読み込み (Read CSV)] アクティビティを使用して CSV ファイルを読み込む場合、出力側の DataTable (データテーブル) で列名を指定することによりデータにアクセスできるようにするために、UiPath Studio 2020.10 にて有効にする必要があるプロパティはどれですか。

  1. 表示形式を保持 (PreserveFormat)
  2. 区切り記号 (Delimiter)
  3. 引用符を無視 (IgnoreQuotes)
  4. 先頭行をヘッダーとする (Has headers)

正解:

4

 

 

今回のポイント

  • [CSV を読み込み (Read CSV)] アクティビティについて理解しよう。

 

■[CSV を読み込み (Read CSV)] アクティビティ とは

指定した CSV ファイルからすべてのエントリを読み取ります。

カンマで区切られたテキストデータを取り込んで、データテーブル形式で表示するアクティビティです。

 

■[CSV を読み込み (Read CSV)] アクティビティ で設定できるオプション

  • 区切り文字
    CSV ファイルの区切り文字を指定します。[Tab]、[Comma] (,)、[Semicolon] (;)、[Caret] (^)、または [Pipe] (|) を指定できます。
  • エンコード
    使用するエンコードの種類です。各文字エンコードのコードの完全なリストは、こちらにあります。使用するエンコードの種類を指定するには、[名前] フィールドの値を使用します。エンコードの種類が指定されていない場合、アクティビティはファイルのバイト オーダー マークを検索してエンコードを検出します。バイト オーダー マークが検出されない場合は、システム ANSI コード ページが既定で選択されます。このフィールドは String 型変数をサポートします。
  • 先頭行をヘッダーとする
    CSV ファイルの最初の行をヘッダー行とみなす必要があるかどうかを指定します。false に設定すると、出力データ テーブルの列は、既定の名前を持つことになります。
  • 引用符を無視
    ファイル読み取り時に引用符を無視するかどうかを指定します。

 

取り込んだデータテーブルについて、「列名」を使って列を指定できるようにするためには、「先頭行をヘッダーとする」オプションを有効にする必要があります。

 

よって、4 が正解です。

 

 

参考文献:CSV を読み込み (Read CSV) (uipath.com)