業務効率化のネタ帳

RPAとかVBAとか

UiPathのお勉強 その22(UiPath RPA アソシエイト資格試験 練習問題22)

UiPath RPA アソシエイト資格試験の練習問題を通じて、知識の理解を深めましょう。

 

問題:

ベストプラクティスによると、1つの自動化プロジェクトにはいくつの [グローバル例外ハンドラー (Global Exception Handler)] を設定できますか。

  1. プロジェクト内の各アクテビティに1つ
  2. プロジェクトに設定できるグローバル例外ハンドラーの数には制限はない
  3. 1つのプロジェクトに1つ
  4. プロジェクト内の各ワークフローに1つ

正解:

3

 

 

今回のポイント

  • グローバル例外ハンドラー を理解しよう。

 

■ グローバル例外ハンドラー とは

グローバル例外ハンドラーは、実行エラーが発生した場合にプロジェクトの動作を決定するよう設計されたワークフローの一種です。オートメーション プロジェクト 1 件につき、グローバル例外ハンドラー を 1 つだけ追加できます。

要は、ワークフローの実行中にエラーが発生した場合に、特定の処理を行うよう設定できる機能です。(例えば、エラー結果を記録に残す、など。)

 

初期設定の動作は下記の通り。

グローバル例外ハンドラーは例外を検出すると、失敗したアクティビティの名前をログし、そのアクティビティを 3 回リトライします。実行のたびに同じ例外が発生し、リトライ回数が 3 回に達した場合、例外をスローしたアクティビティのレベルで実行を中止します。

試行中に 1 回でも例外が発生しなかった場合には、ワークフローの実行が継続され、グローバル例外ハンドラーは介入しません。

 

よって、3 が正解です。

 

 

参考文献:グローバル例外ハンドラー (uipath.com)