UiPathのお勉強 その10(UiPath RPA アソシエイト資格試験 練習問題10)
UiPath RPA アソシエイト資格試験の練習問題を通じて、知識の理解を深めましょう。
問題:
UiPath Studio には、どんな引数方向がありますか。
- 入力 (Input) のみ
- 出力 (Output) のみ
- 入力 (Input)、出力 (Output) 、入出力 (Input/Output)
- 入出力 (Input/Output) のみ
正解:
3
今回のポイント
- 引数について理解しよう。
■引数とは
引数は、プロジェクト間でデータの受け渡しをする場合に使用するものです。データを動的に格納して渡すので、広い意味では変数に似ています。変数はアクティビティ間でデータを渡しますが、引数はオートメーション間でデータを渡します。
引数とは箱のようなもので、値をしまったり、出したりすることができます。
そう書くと「変数」とよく似ていますが、違いとしては、変数は、ワークフローの中で使用するものであるので、別のワークフローを組み合わせて作業したい場合に、別のワークフローに変数の値を持っていくことができません。複数のワークフロー感でデータをやり取りしたい場合に使用するのが「引数」です。
■引数の方向
引数には3つの種類(方向、という言葉で表現されている)があります。
引数には、引数に格納された情報の行き先をアプリケーションに伝えるための特定の方向 ([入力]、[出力]、[入力/出力]、[プロパティ]) があります。
- [入力 (In)]
他のワークフローから値を受け取る場合に使用する。 - [出力 (Out)]
他のワークフローに値を受け渡す場合に使用する。 - [入力/出力 (In/Out)]
他のワークフローから値を受け取り、処理後の値を受け渡す場合に使用する。
上記の通り、引数は [入力] [出力] [入力/出力] の3種類があります。
([プロパティ] については忘れてください。)
よって、3 が正解です。
参考レッスン:
UiPath Studio開発 中級コース ワークフロー開発のベストプラクティス 最終演習3:ワークフローの分割・呼出し方法と引数
参考文献:引数の管理 (uipath.com)