業務効率化のネタ帳

RPAとかVBAとか

UiPathのお勉強 その18(UiPath RPA アソシエイト資格試験 練習問題18)

UiPath RPA アソシエイト資格試験の練習問題を通じて、知識の理解を深めましょう。

 

問題:

フローチャートの主な機能は何ですか。

  1. 1つのステートから別のステートに遷移するための条件を提供する。
  2. 実行時にエラーが発生した場合のプロジェクトへの影響を制御する。
  3. 1つのアクティビティから次のアクテビティにシームレスに移行する機能を持ち、直線的なプロセスに適した単一ブロック アクティビティとして機能する。
  4. 複数の論理オペレータを分岐させることにより、複雑なビジネス プロセスの作成と複数アクティビティの接続を可能にする。

正解:

4

 

 

今回のポイント

  • フローチャート、シーケンス、ステートマシンという3つの型を理解しよう。

 

UiPath でワークフローを構成する土台として、下記の3つの型が用意されています。

3つの型にはそれぞれ特徴があり、作成者は、作りたいワークフローに最も適した型を選択して、その型の土台の上にアクティビティを配置していくことになります。

フローチャート

条件によって途中で分岐したり、前の処理に戻したりする、より複雑な処理を行うワークフロー。

プログラミングに知見のある方であれば、最もしっくりくる型です。とりあえずはこれを選んでおけばよいと思っています。

■シーケンス

複数のアクティビティを分岐することなく一直線に進む処理を行うワークフロー。

単純な、順次進行のみ行うワークフローであれば、この型でサクッと作成してしまえばよいでしょう。ただし、開発を進めていくうちに、条件分岐をする必要が出来た場合、途端に読みづらいワークフローになってしまうので、注意が必要です。

■ステートマシン

ステート マシンはオートメーションの一種で、実行中に有限個のステートを使用します。ステート マシンは、アクティビティによって起動されたときに、あるステートに移行することができ、別のアクティビティが起動されたときにそのステートを終了します。

ステート マシンのもう 1 つの重要な特徴として、あるステートから別のステートに移行するための基準となる条件を追加することもできます。これらの条件はステート間で矢印またはブランチで表示されます。

公式の説明は何を言っているかよく分からないです。

簡単に言えば、例えば、あなたは、複数の島がいくつもあるところの、ひとつの島に居て、その島に設定された条件を達成できれば、次の島に進める。そしてまた、行った先の島に設定された条件を満たせば、さらに次の島に進める。という作りでワークフローを組みます。

また、その条件はいくつも設定できて、別の条件を満たせば別の島に行ける、とすることも可能です。

 

肢1:誤り

ステートマシンの説明です。

肢2:誤り

エラー処理の基本的な考え方の説明です。

詳しくは 「UiPath Studio開発 中級コース エラーと例外処理」を履修してください。

肢3:誤り

シーケンスの説明です。

肢4:正しい

フローチャートの説明です。

 

よって、4 が正解です。

 

 

参考レッスン:

UiPath Studio開発 中級コース ワークフロー開発のベストプラクティス

REFramework 概論コース ステートマシン

UiPath Studio開発 初級コース フローチャート・シーケンス

参考文献:

シーケンス (uipath.com)

フローチャート (uipath.com)

ステート マシン (uipath.com)