UiPathのお勉強 その28(UiPath RPA アソシエイト資格試験 練習問題28)
UiPath RPA アソシエイト資格試験の練習問題を通じて、知識の理解を深めましょう。
問題:
月齢レポートをダウンロードする必要があります。[繰り返し (コレクションの各要素) (For Each)] アクティビティを使用して1年間の月を反復処理することにしました。月の名前を格納するのに最も適したデータタイプはどれですか。
- List<String>
- String[ ]
- String
- Dictionary<Object,String>
正解:
2
今回のポイント
- コレクション に指定する変数のデータ型について理解しよう。
[繰り返し (コレクションの各要素) (For Each)] アクティビティ は、コレクション内の要素の数だけ繰り返しを行うアクティビティです。
コレクションには、コレクション値のデータ型の変数を指定してやる必要があります。
■コレクションとは
コレクションとは、同じ種類のオブジェクトを複数まとめたもののことです。
■オブジェクトとは
オブジェクトとは、対象とする目的物(の概念)のこと。
…と言われてもよく分からないですよね???
ごめんなさい。何かよい例えが思いついたら追記します。
コレクション値のデータ型には、Array型、List型、Dictionary型などがあります。
コレクション値のデータ型については下記のサイトが大変参考になります。
【UiPath】配列の操作(List,Dictionary,Array)|エフペンITブログ (penrako.com)
ArrayとListは、両方とも複数の要素を持てて、数値で要素を指定します。
ArrayとListの違いは、Arrayは要素の追加が出来ず、Listは要素の追加が出来ます。
Dicitonaryは、ArrayとListと違い、要素をKeyで指定します。
要素数 要素の値 データの取り出し方 Array 固定 変更可能 数値指定 List 可変 変更可能 数値指定 Dictionary 可変 変更可能 Key指定
正直、上記3つのどれを使っても目的は達成できます。
今回は「1年間の月」を繰り返すとのことですので、要素の数が確定しているので、最も記述が簡単になる Array型を使用しておけばよいでしょう。
変数を作成する際に、データ型に Array of [T] を選択し、型を String としてやると、String[ ] となります。
よって、2 が正解です。