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UiPathのお勉強 その8(UiPath RPA アソシエイト資格試験 練習問題08)

UiPath RPA アソシエイト資格試験の練習問題を通じて、知識の理解を深めましょう。

 

問題:

変数と引数の違いは何ですか。

  1. 変数には必ず方向がある。引数は変数値に代入することができる。
  2. 変数は1つのワークフロー内部のアクティビティ間でデータを受け渡すために使用される。引数はワークフローファイル間でデータを受け渡すために使用される。
  3. 変数は必ず引数値に代入される必要がある。引数には必ず方向がある。
  4. 変数はワークフローファイル間でデータを受け渡すために使用される。引数は1つのワークフロー内部のアクティビティ間でデータを受け渡すために使用される。

正解:

2

 

 

今回のポイント

  • 引数について理解しよう。

 

■引数とは

引数は、プロジェクト間でデータの受け渡しをする場合に使用するものです。データを動的に格納して渡すので、広い意味では変数に似ています。変数はアクティビティ間でデータを渡しますが、引数はオートメーション間でデータを渡します。

引数とは箱のようなもので、値をしまったり、出したりすることができます。

そう書くと「変数」とよく似ていますが、違いとしては、変数は、ワークフローの中で使用するものであるので、別のワークフローを組み合わせて作業したい場合に、別のワークフローに変数の値を持っていくことができません。複数のワークフロー感でデータをやり取りしたい場合に使用するのが「引数」です。

 

■引数の方向

引数には3つの種類(方向、という言葉で表現されている)があります。

  • [入力 (In)]
    他のワークフローから値を受け取る場合に使用する。
  • [出力 (Out)]
    他のワークフローに値を受け渡す場合に使用する。
  • [入力/出力 (In/Out)]
    他のワークフローから値を受け取り、処理後の値を受け渡す場合に使用する。

 

1. 誤り

変数には方向はありません。

2. 正しい

説明の通り。

3. 誤り

変数は必ず引数値に代入されるものではなく、値を自由に設定することができます。

4. 誤り

変数と引数の説明が逆です。

 

 

参考レッスン:

UiPath Studio開発 中級コース ワークフロー開発のベストプラクティス 最終演習3:ワークフローの分割・呼出し方法と引数

参考文献:引数の管理 (uipath.com)